今井館ニュース50号

登戸学寮

 祝50号!末永く励まし希望の泉であれかし!学寮は新人9人を迎え4月6日にリモート参加のご家族らと入寮式を祝いました。抱負を述べあい皆で新たな旅立ちを分かち合いました。皆すぐに仲良くなりピンポン等に興じ、青春の輝きまっしぐらに其々元気一杯夢に挑戦しています。盛況の黒崎資料室は、朝早く微動だにせず数時間も精密な図面を描き続ける建築学科のラガーマン、音楽理論の学びの後4階自室に戻り燃える緑の山を前に作曲に勤しむ京都ルーツ、カナダ育ちのアーティスト、年四度の試験に立ち向かう医学生等々熱気を帯びています。

 5月末超満月の夜、月蝕を愛でるべく枡形山で小一時間夜風に包まれ仰瞻しました。雲に隠れかなわず、帰りは蛍谷を降って線路沿いのセブンでアイスしました。ひとりが雲の裂け目から赤銅色の月面に気づき、おぼろな輝きのなか、地球の影を10人皆確認できました。共に一事を行うとき、感動を分かち合う、そのような共同生活の喜びの一齣でした。

 毎日オルガン前奏で始まる朝礼拝は「詩篇」ですが、当番は詩篇のメッセージを自らの現実に照らして独創的に話ます。聖書講義や読書会ではSNS等の際限なき比較ではなく、福音が持つ比超級の世界を、競争ではなく敵が友と友となるOne Team、Win-Winの世界を目指しています。地球の裏側の健康が当方の健康につながる運命共同体のこの惑星において、One Health、One Teamの祈りの日々です。

 「かくして、キリストにある何らかの援け、愛の慰め、霊の交わり、憐み、そして慈しみがあるのなら、汝らわが喜びを満たせ。それは汝らが同じ愛を持つことによって、魂を共にかよわせることによって、一つのことを思慮することによって、汝らが同じことを思慮するに至るためである」(ピリピ2:1)。

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登戸学寮ニュース11号が刊行されました

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特集「コロナ禍で学んだこと」『季刊無教会』46号寄稿