聖書の死生観(4)永遠をめぐって

聖書の死生観(4)永遠をめぐって

 聖書朗読 エゼキエル書37章1-14節、ヨハネ黙示録21章1-8節 旧約聖書において永遠の生命の木から遠ざけるべく、楽園を追放されたためにか、旧約人は神に永遠の生命を要求することはなかった。今・ここにおいて働いていたまう神がリアルであり、この人生における最善の行為選択肢と民族としての祝福を求めた。それでも、人間の本性が「内なる人間」を抱える限り、神の聖霊を受容する力能を有する限り、ヨブや詩人(16編)とともに預言者たちがインスピレーションを受ける時には永遠の生命を求め、賛美する。神の厳格さが支配的であるが、キリストの預言、証としての旧約人が描かれている。人類は一つの歴史を生きている。録音では永遠と感情の文法など自由に話しています。

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聖書の死生観(5)―何故旧約聖書には永遠の生命への希求がほとんど見られないか?

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聖書の死生観(3)旧約から新約への展開(2)